好きを仕事に繋げて楽しく生きる   たのしいしごと女子研究所

女子が楽しく仕事をしていくために日々の生活について研究しているブログです。

一番好きなことを仕事にする時のデメリットにも目を向けてみよう

こんにちは。


好きを仕事に繋げて

楽しく生きるためのお手伝い

たのしごとプランナーのたかはしあやです。

 

私は講師業をしていてセミナーやコンサルをする中で、ハンドメイドそのものに対して強く好きという気持ちがあるわけではない話をよくしています。

そういうと皆さんから「じゃあなぜハンドメイドを仕事にしているんですか?」と聞かれることが多いです。もしかしたらこれを読んでいるあなたの頭の中にも同じ疑問が浮かんでいるかもしれません。

 

では、質問です。

皆さんの今やっている仕事は、強く好きだという気持ちがあって選んだものですか?

 

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多くの人は一番好きなことを仕事にしているわけではなく、なんとなく好きなことや嫌いじゃないことの中から仕事を選んでいることが多いと思います。私もそれと全く一緒です。

本当に好きなことを仕事にするというのは、必ずしも幸せなこととは限りません。なぜかと言うと、仕事というのは利益や収益がついてくることであって、それは内容のクオリティと必ずしも比例しないからです。

 

好きなことであれば、妥協をしたくない。でも、もしもそれがビジネスなら泣く泣く妥協しなければならないことが往々にしてあるのです。好きなことに携わるとベストをベターにとどめることができません。なぜならそれは好きだから。ベストを知っているからなのです。しかしお客様が望むのが、ベストではなくベターだとしたら、ビジネス的にはベターを選択するのが正解になります。

 

分かりやすく、たとえ話をしてみます。

例えばこのアレンジメントをご覧ください。

 

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ハートのボックスに入った、かわいいアレンジメント。

例えばこれを5000円で販売したいけれど、材料費やその他経費を考えると5500円でないと採算が合わないとします。

調査によるとお客様のフラワーギフトに掛けられる平均が5000円だったとしたら、ビジネス的には、このかわいさを維持しながら5000円で販売できるように工夫しなくてはなりません。

一生懸命考えてデザインしてこれがベストだとしても、5500円の定価であれば売れる見込みが低くなるということです。

 

左側にあるピンクの実のついたグリーンを、シンプルなグリーンに変えればなんとか5000円で抑えられそうだったとして、それに変えることを良しとすることは、商品としては妥協かもしれません。だって、実の付いたグリーンのほうがかわいさは引き立つわけですから。でも、お客様の立場になったらどうでしょう。「5000円でハート型でピンクのアレンジがプレゼントしたいな」と思っているお客様にとっては、もしかしたら実がついていなくても十分ベストに値するものかもしれないのです。

 

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好きであるゆえに絶対的な価値にこだわり妥協できないことが多くなれば多くなるほど、ビジネスとして必要な要素が欠けてしまうことがあるのです。

好きを仕事にする時に気をつけなければならないのは、自分がもし絶対的な価値で提供したいと思うのなら、絶対的価値を分かる人を集客する必要があるということです。好きを仕事にすると、買ってくれるなら誰でも良くて、なおかつ絶対的価値にこだわるからこそ成立しないことに気づきにくいのです。

 

私はハンドメイド商品やサービスがとりわけ好きだったわけではありませんが、関わっていく中で魅力を感じ、広めていきたいと思うようになりました。その中で私が楽しいと思うこと、続けて行けることは何だろうと考えた時に、自分が体験したことを広めることだと気づいたんです。だからクラフトの講師になったり、お店を運営したりしているんだと思います。そしてその中で得たことを人に伝えたりアドバイスすることがわたしにとってたのしごとだと思うからこそ、今があります。

 

楽しく仕事をするためには好きなことを仕事にするのがおすすめです。ただ一番好きなことである必要はないかも知れません。何となく好きなことや嫌いじゃないことを極めることで、本当に好きなことが見えてくることもあります。

どんなことにもメリットとデメリットはあります。好きなことを仕事にすることで得られるメリットだけでなく、デメリットにも目を向けてみると、自分が本当に楽しいと思うことにフォーカスすることが出来ると思います。